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いらんばい TPP

2011年7月10日 (日)

いらんばい TPP 4 「で、TPPってなに?」「TPPは農家の問題で私たち消費者と関係ないんじゃないの?」 福岡県農民組合より

TPPは加盟国の経済を発展させるため、看護・介護などサ-ビス業の参入・企業の進出・労働者の受け入れなど、人・物・金が行き来します。日本に仕事を求めて流入してくる労働者が増えると難民の問題が浮上してきます。

モコさん 「参加したらどれだけ儲かるの?」

関税がなくなる分安く売れます。パナソニックのテレビなど輸入品には5%の関税がかけられていますので、ゼロになる分安値競争ができます。(72000円のテレビが68400円)    9カ国で貿易を自由化すると実質GDPで2.4兆円~3.3兆円の増と試算されています。

モコさん  「参加したら農業生産額は4兆1千億円減って、多面的機能は90兆円も損するのに儲かるのは輸出企業だけがたった2.4兆円? それって大損じゃないの?」

モコさん  「ではなぜ参加しないと大企業は競争に乗り遅れる。                                                                                           開国をしないと世界の競争に勝てないと言ってるの?」  

参加しないと輸出産業の自動車・電機電子・機械産業は日本製品が売れなくなりGDPで10.5兆円相当の減になるといっています。 企業は資本主義である以上利益を追求し自社の損は回避します。

[農業はGDPで占める割合はたった1.5%でしかないのに、98.5%の企業の足を引っ張るのは許せない」といった大臣や「日本は農業がなくても工業製品で充分生きていける」「日本に農業はいらない」という学者もいます。

モコさん 「安いものが買えるからいいと思っていたけど、輸入だけに頼っていたら、オ-ストラリアの大洪水などの異常気象でいつ輸入できなくなるかとても不安だし、輸入に頼る食糧政策は世界の飢餓人口を増やしているって聞いて、TPPの参加は反対だわ。」

モコさん 「輸入の食物はどんな農薬が使用されているか分からないし、子育てにいろいろお金はかかるけど、家族にはやっぱり安全で安心なこくさんを食べさせたいね。」 

 

   **これからの国のあり方**

「突然のTPPや自由貿易」は農家だけの問題ではありません。

*食と税は国のかたちをつくる*ものです。日本の2300年の稲作の歴史に終止符を打つのか、*これからの国のあり方*を問う私たち一人ひとりが問題意識を持たなければいけない大きな問題です。

いらんばい TPP 3 「で、TPPってなに?」「TPPは農家の問題で私たち消費者と関係ないんじゃないの?」 福岡県農民組合より

突然のTPP(環太平洋経済連携協定)

「で、TPPって何?」  モコさんと一緒に考えましょう

トランス・パシフィック・パ-トナ-シップの頭文字です。

2006年に太平洋を囲む4カ国(シンガポ-ル・ブルネイ・ニュ-ジ-ランド・チリ)がはじめました。アメリカ・オ-ストラリア・ぺル-・ベトナム・マレ-シアの5カ国が参加を表明しています。9カ国が参加して完全に関税を撤廃して人・物・金の移動を自由にして加盟国の経済発展をさせるのが目的です。  

9カ国のうち、すでに6カ国とは経済連携協定(EPA)を結んでいますので事実上アメリカとの自由貿易をするのかの問題です。

モコさん  「農家の問題だし私たちとは関係ないんじゃない?」

モコさん  「関税のかからない自由貿易のほうが、安く買えるからいいし、農家だって日本の農産物を海外で高く売ればいいじゃないの?」

TPPに参加するとアメリカ・オ-ストラリアなどから米・小麦・牛肉などが安く輸入されてきます。たとえばオ-ストラリア産の牛肉がス-パ-で100g398円程度で売られているものが、関税38.5%をなくすと320円で買えるようになります。

米は国内の農家を守るというだけではなく、主食・自給自足の象徴として保護されてきており、1㎏に341円(輸入額の約7・8倍)の関税がかけられています。関税がなくなれば国際価格のまま(1俵60k)3000円~4000円で輸入されます。中身は1k50円のお米ですが流通経費などで5k1000円程度で買えるようになります。

TPPに参加して関税をなくせば安い輸入食料と競争できる農家はいなくなり、米90%・小麦・99%・牛肉75%減ってしまいます。食料の自給率は14%に下がり・農家を含めて関連産業の雇用は340万人失業してしまいます。農家がいなくなれば田んぼは放棄され・ダムの役割をしなくなり、大洪水や河川の氾濫など自然環境の保全の機能がなくなります。

 

農林水産の持つ多面的機能を金額で表すと(レクレ-ションなどの保養も含めて)河川の氾濫や土砂の流出を防ぐために、8兆円の費用がかかります。山の表層なだれを防いだり水源を維持するためには70兆円位かかります。海の生態系を維持するのに11兆円かかります。損失の穴埋めはやがて税金でというはなしになりかねません。

 

いらんばいTPP 2  2,020kcal供給一日の食事メニュ-例 および 供給熱量割合 (%)        

画像の上でクリックすると拡大されます。2020kcal1

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いらんばい TPP 6 「非関税障壁」扱いされている食品添加物

Tenkabutu

いらんばい TPP 5 食糧供給の不安定を伝えるニュ-ス および需給に影響が懸念される気象状況

画像をクリックすると拡大されます。

食糧供給の不安定を伝えるニュース (農業情報研究所2010年の見出しから)

Fuan

2010年/11年度の需給に影響が懸念される気象状況

Kishou_6


2011年7月 1日 (金)

いらんばい TPP 1 「で、TPPってなに?」「TPPは農家の問題で私たち消費者と関係ないんじゃないの?]福岡県農民組合より

「平成の開国だと言ってるし、乗り遅れたら日本は取り残されるのでは・・・・」  

いのちは食べ物でできています。その食べ物を育て農地を耕すのが農民です。私たちの食糧はどうあるべきなのかご一緒に考えましょう。      

 

TPP参加でどうなる私たちのくらし -食の供給・安全・経済・労働・雇用・医療など-

      TPP参加による影響の試算

   食料自給率 (供給熱量べ-ス)   40%⇒13%

   農産物の生産減少額         4兆1000億円

   林産物の生産減少額             500億円

   水産物の生産減少額            4200億円

   農業の多面的機能の喪失額     3兆7000億円

   国内総生産 (GDP) 減少額    8兆4400億円

   就業機会の減少数           350万9000人

                    (農林水産省試算から作成)

TPP24分野

 

  1.主席交渉官協議

  2.市場アクセス(工業)

  3.市場アクセス(繊維・衣料品

  4.市場アクセス(農業)

  5.原産地規制 原産地規則の統一や証明手続きの簡素化への影

  6.貿易円滑化

  7.SPS  ポジティブリストの見直しなど (えっ!?今まで日本では禁止されていた農薬が使える!?)

  8.TBT

  9.貿易救済措置

  10.政府調達 公共事業の入札における海外企業の参入などによる影響 (えっ!?地元の学校や道路建設を外国企業が受注!?)

  11.知的財産権 商標権、著作権などの影響

  12.競争政策

  13.サービス(クロスボーダー)

  14.サービス(電気通信)

  15.サービス(一時入国)

  16.サービス(金融)

  17.サービス(e-commerce)

  18.投資

  19.環境

  20.労働 人の移動 看護師や技師の受け入れ (えっ!?外国人の看護師ばっかり!?日本の学生は就職できない!?)

  21.制度的事項

  22.紛争解決

  23.協力

  24.横断的事項特別部会