無料ブログはココログ

経済・政治・国際

2015年4月 2日 (木)

18歳選挙権をどう考える?

びわの木学習会
「選挙に行こう」ってどういうこと?

No2
18歳選挙権をどう考える?

 早ければ来年夏の参院選から「18歳、19歳にも選挙権」となりそうです。となると、高校生の段階で初投票の子も出てきます。投票率の低下が囁かれる昨今、中でも投票に行かない若い世代の有権者が増えるのですから、このままでは投票率はさらに下がることになりかねません。周りの女性たちに聞いても、「まだ責任ある判断ができるとは思えない」が圧倒的です。

18歳選挙権はグローバルスタンダード
 では外国はどうかとみると、18歳選挙権はもう当たり前、EUでは16歳への引き下げを検討していますし、ドイツやロシアでは18歳で選挙に立候補することができます。去年、スコットランドでイギリスから独立するかどうかの住民投票が行われましたが、その投票権は16歳からでした。諸外国は日本よりずっと若者を信用し、一人前に扱っています!

■「幼稚で頼りない」若者、若者の「政治離れ」は作られてきた
 大学で教えている友人によると、学生の「政治とか興味ない、関係ない」は強がりで、本音は「わからない」なのだそうです。
 それもそのはず、学校で何も教わっていないのですから。1969年沖縄返還や安保改定で揺れに揺れていた時代、文部省通知は「生徒の政治的教養および政治的活動について…望ましくない」とし、以来、日本の公教育は一貫して子供たちを政治から遠ざけてきました。子どもたちは政治に関心を持つきっかけを奪われ、主権者意識など皆無に近い状態で20歳になります。突然、「選挙公約をよく読んで、だれに投票するか決めろ」と言われてもできるわけありません。

動機が不純:18歳選挙権は憲法改正のためか?!
 では自民党はなぜ今、そんな18歳、19歳に選挙権を与えようとするのでしょう?「憲法改正の布石だ」と多くの人が指摘・警告しています。おそらくその通りでしょう。安倍さんたちは、若者が9条改正を支持する、踏んでいるのです。現に、インターネットによる未成年者の模擬投票では、自民党が実際以上の議席を取るのだそうです!おそろしい。

若者を取り戻すために
 高齢化・人口減の日本で、政治を動かす母体を広げ、若い人たちの意見を政治に生かすことは重要です。18歳選挙権は一刻も早く実現すべきでしょう。でも、安倍さんたちの動機はいかにも不純です。若者をなめてかかり、利用しようとしています。そうさせないためには、教育の在り方を改める、などはさておき、さしあたっては、安倍さんたちの言う憲法改正や集団的自衛権の行使容認がどういうことになるのか、自分とはどうかかわってくるのか、彼ら自身がしっかり実感できるよう会話するしかないのでは?考えましょう。

2015年3月28日 (土)

県政に子育て真っ最中のママがチャレンジしようと思ったわけ

 4月12日投票の福岡県議会選挙に早良区から立候補予定の山内えみ子さんは、チューリップ班に所属し、早良支部委員でもあり、県本部の”反核女子部”のメンバーでもあります。
 星の原班では、「山内さんってどんな人?」「県政にチャレンジの決意をした思いを聞きたい」という会員さんの要望で、3月16日に”春のつどい”をおこない、山内さんを囲んでたっぷり懇談しました。チューリップ班でも、”びわの木学習会”と班会に山内さんを招いて懇談しました。

shine山内えみ子さんのお話を一部紹介します。
 「私は、高校生、中学生、知的障害を持った小学生、男の子3人の子育て真っ最中の母親です。私は、大人になるまで何不自由なく暮らし、政治に興味すらありませんでした。それが、結婚後に住んだ市営住宅で貧困を目の当たりにしました。階下のご夫婦は出産費用をサラ金から借りて、取り立てが毎日来ました。検診もまばらだったのか、階段の踊り場で破水し、実は私がその時赤ちゃんを取り上げたんです。でもそのあと、赤ちゃんの元気な姿を見ることはありませんでした。夜逃げしてしまったのです。さらには、年金を担保に借金しているおばあさんがお金を借りに来る。シングルマザーのお隣はダブルワークを始めたなど、私は今まで世の中の一体何を見ていたのだろうと、急に周りが見え始めました。

 そして私も孤立した子育てを何とかしたいと、公民館初の子育てサークルを立ち上げました。悩みは気軽に親子で集う場所がないことというと、新婦人の先輩ママから請願署名のことを教えてもらい、「地域に子供のための場所を作る会」を立ち上げたのが、私と政治の初めての接点です。要求を形にする、市民の権利として声を上げることができるのだと知った原点でした。
 私自身も抱えている、高額な教育費の問題、障害の問題など切実です。親亡き後の息子の生活を考えると、今の政治に信頼が持てません。また夫は屋台をしており、消費税は死活問題。姑は9年前に脳卒中で倒れ全介護。特養ホームに入れず、いわゆる介護難民状態が続いています。

 いま、私たちの声がまっすぐに通りません。昨年の県議会に「30人学級を求める請願」「私学助成の拡充を求める請願」27万人分の署名が提出されましたが、紹介議員になってくれる議員が一人もいなくて、何と門前払いになったのです。共産党の議員がいたときは、いつも紹介議員になってくれ議会に反映していたのにと、共産党の議席が必要なことを実感しています。
 国民が主人公の政治へ!安倍政権の暴走に何でもいいなりの県議会に風穴を開けるために頑張ります。

2014年11月17日 (月)

福岡市長選挙の結果について

 福岡市長選挙の結果について

11月16日投開票でおこなわれた福岡市長選挙で、私たち「市民が主人公の福岡市をめざす市民の会」が擁立した。たけむら久美子候補(日本共産党推薦)は、2万7280票、得票率6.05%を獲得しましたが、当選に至りませんでした。たけむら久美子候補の勝利をめざし日夜奮闘していただいた諸団体、個人のみなさん、立場の違いを超えてご支持、ご支援をいただいたみなさんに心よりお礼と感謝を申し上げます。「市民の会」は選挙戦で掲げた政策と公約の実現のために、引き続き奮闘する決意です。

 今回の市長選挙は、高島市長がこども病院の人工島移転強行、子ども医療費助成の公約違反や、人工島事業などむだな大型開発、安倍政権と一緒に「解雇自由」の「雇用特区」を推進するとともに、国政では集団的自衛権の行使容認や消費税増税、原発再稼働など安倍内閣の暴走政治に市民の批判と不安が強まる情勢の中でたたかわれました。論戦では、①子どもの幸せを一番に、「市民が主人公」の市長か、それとも子どもに冷たく、暮らしより大企業応援の市長か、②安倍政権にきっぱり反対し、憲法とくらしを守る市長か、国言いなりで一緒に暴走する市長か、「二つの流れ」の選択を訴えました。

 「市民の会」は、たけむら久美子候補が立候補を表明した9月上旬から2ヶ月余、極めて短期間の取り組みとなりましたが、90回の懇談会、小集会、演説会を3700人の参加で取り組み、約3000回の街頭演説を行い、政策を訴えました。世論調査でも、「福祉・医療が争点」77%(読売)景気雇用対策、福祉、教育・子育て支援(朝日)などが中心的争点となり、「中学3年までの医療費無料化」など、たけむら候補の訴えが届いたところでは市民のみなさんの大きな共感と支持が広がりました。
 たけむら候補は、新人で実質2ヶ月間の超短期間の選挙活動でしたが、得票を前回比5780票、得票率を1.63ポイント増やしました。これは「子ども・子育て支援にあたたかい福岡市」、「市民が主人公で市民とともにつくる福岡市」、「150万市民のくらし、安全を最優先する福岡市」の「3つのビジョン」と「7つの重点公約」、候補者自身の住民運動で市民とともに歩いてきた経歴、自宅を開放しての「なかよし文庫」など保育・教育の専門家としての長年の実績、そして清潔、誠実な人柄が支持を得たものです。
 しかし、私たち「市民の会」の力不足で、117万人を超える福岡市の全有権者規模での働きかけには成功しませんでした。

 選挙の結果、高島市長が再選されましたが、投票率が38.73%と4割をきり前回比4.94ポイント低下したことは、4年間の高島市長の市政運営に対する市民の不信の表れであり、高島市の得票数は全有権者比では21.73%に止まっています。
今後、高島市長は何の反省もなく、福祉や教育の切り捨て、「解雇特区」、人工島、ウオーターフロント事業など無駄な大型開発に突き進むことが予想されます。
 私たち「市民の会」は、国政において安倍政権の暴走をストップし、政治の民主的転換のために力をつくすとともに、今回市長選挙で大きな争点となった「中学3年までの通院・入院とも医療費無料化」をはじめ、掲げた政策・公約の実現をめざし、引き続き、市民が主人公の市政実現に取り組みます。

市民が主人公の福岡市をめざす市民の会